PageAnalyticsでページごとにどこへ遷移してるかチェック
サイト内でどのページからどのページへ遷移したか、アナリティクスで出すこともできるのですが、ブラウザのページ上で確認できる「PageAnalytics」という拡張機能があります。
若干のクセがあって使えるシーンは若干選びますが、使いどころのあるツールです。
PageAnalyticsでできること
PageAnalyticsのインストールはこちらから。
インストール後、PageAnalyticsのアイコンをクリックしてONにするとリンクごとに数値が出ます。
上部にPVなどの数値が出てきて、ページ内にはオレンジの枠で各リンクごとに何%という数値が出てきます。
画像の数値で言うと
- サイトタイトル:6.0%
- パンくずの「トップ」:6.0%
- 記事タイトル:75%
となっています。
ここで注意点が、サイトタイトルとパンくずのトップが同じ数値ですがそれぞれが6%クリックされているわけではないです。
このリンク先はどちらもブログトップページです。
このようにリンク先のURLが同じ場合に数値がまとめられてしまうのでページ内にあるブログトップページへのリンクどれかの合計で6%クリックされているということです。
これはGAのデータを参照しているので仕様上、仕方ないと思います。
どうにか解決したい場合は、各URLにパラメータを付けてURLを変えるとかになりそうですが、手間がかかるしGA上でのデータもそれぞれ集計が変わるので微妙かなと思います。
ページ内に同じリンクが複数ある場合は、どれがクリックされているのかは計測できないためいくつも同じリンクがある場合は%が大きく見える可能性があります。
誘導したいページに向けてリンクをいくつか入れている場合は、合計でどのくらい遷移しているか確認するような使い方をするのがいいと思います。
もちろん、1つしか入ってないリンクについてはそのまま参照できるので便利に使えます。
外部リンクのデータは表示されない
検証してみたんですが、外部リンクのデータは表示されないようです。
デフォルトでは外部サイトへの遷移データは取得できないので、イベントトラッキングを設定して計測しましたが数値は表示されませんでした。
イベントトラッキングのデータとPageAnalyticsのデータは別物みたいです。
まとめ
%で表示されるので具体的に何回遷移されてるかパッと見で分からないのですが、誘導したページへ少しでも遷移しているのか、どんなリンクがクリックされてるのかをざっとチェックするために使えるツールです。
リンク1つしかないと思ってたら関連記事にリンクがあったとかで気づかない場合もあるのでちょっとクセがありますが、感覚的に把握するためにビジュアルでチェックできるので気になる方は使ってみてください。